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弦楽四重奏曲第5番 (メンデルスゾーン) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第5番 (メンデルスゾーン)[げんがくよんじゅうそうきょくだい5ばん]
弦楽四重奏曲第5番 作品44-3 変ホ長調は、フェリックス・メンデルスゾーンが1838年に作曲した弦楽四重奏曲。 == 概要 == メンデルスゾーンのOp.44は3つの弦楽四重奏曲からなっており、1837年作曲の『第4番』(1839年に改訂)に続いて1838年に『第5番』、同年さらに『第3番』が作曲されてひとつにまとめて出版された〔。メンデルスゾーンはOp.44の約10年前となる『第1番』や『第2番』の作曲にあたってはベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲から強い影響を受けていたが、Op.44においては彼が独自の音楽様式を確立していくさまを垣間見ることができる〔。しかしながら、この曲においてもなおベートーヴェンのラズモフスキー四重奏曲を思わせる楽想が見られるという指摘もある〔。 1838年2月6日に完成されたこの曲は、同年4月3日にライプツィヒでフェルディナント・ダーフィトらの演奏で初演を迎えた〔。1840年の総譜の出版に先立ち1839年にはブライトコプフ・ウント・ヘルテル社からパート譜が世に出されており、メンデルスゾーンはこの際に様々な改訂を行っている〔。Op.44の他の2作品に比べるとやや顧みられることの少ない本作品ではあるものの、形式面にはメンデルスゾーンの創意の跡が刻まれている〔。
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